スタインウェイ&サンズの豆知識2

その他、スタインウェイの豆知識

2019年11月01日 12時51分

スタインウェイの修理工場で修理を受けたピアノは、新しく5年保障が付きます。
 
ニューヨーク工場では、1日あたり約4.3台のグランドピアノを生産しています。
 
ニューヨーク工場では、300人以上の職人が働いていて、年間約1,000台のグランドピアノと250台のアップライトピアノを製作しています。 
 
ニューヨーク工場で生産されるピアノの90%以上はエボニーを使用して作られています。
 
世界で最も高価なスタインウェイのグランドピアノは、2008年にドイツ・ハンブルグ工場で製作されたアートケースです。「サウンド・オブ・ハーモニー(Sound of Harmony)」と名付けられたこのピアノは、120万ユーロ(約1億5000万円)の値段が付きました。中国の画家、シー・チーの作品が描かれるなど、多くのアートや装飾が施されています。完成までに約4年が費やされた、スペシャルの中のスペシャルが、このサウンド・オブ・ハーモニーです。

 世界一のピアノメーカー、スタインウェイの豆知識

世界三大ピアノメーカーのひとつで、多くの有名ミュージシャンが愛用するピアノを送り出すスタインウェイ。1836年、はじめて台所でピアノを製作したドイツ人、ハインリヒ・エンゲルハルト・スタインウェイは、生活のために家族とともにアメリカへ渡ります。
 
スタインウェイのピアノは、「ピアノの中のピアノ」です。現在、楽器の市場では世界ナンバーワンのシェアを誇る日本のヤマハですが、追いかけれど、追いかけれど、スタインウェイの奏でるサウンドを出すことはできませんでした。これからもスタインウェイは「ピアノの中のピアノ」として、音楽業界で輝き続けることでしょう。